理系数学-日大統一テスト 傾向と対策-
日大統一テスト 理系数学の対策ページです。
試験データ
配点/時間
100点/70分
大問数
平成10年度は9題、平成11年度から平成18年度までは8題、平成19年度以降10題の出題となっています。
難易度
傾向
出題形式
マーク式で、2通りの形式があります。
1つ目は計算結果の数値をマークする空欄補充形式です。マイナスの符号もマークする場合もあります。
2つ目は計算結果の選択肢が与えられた選択形式です。
問題例
【平成19年度第10問】
対策
日統一の理系数学は単元の傾向がはっきりしているので優先順位をつけて学習しましょう。
まず、具体的に単元の傾向を紹介します。
「いろいろな関数」の単元からの出題は、この5年では最頻出です。小単元である「三角関数」はここ10年毎年出題されていますし、「指数関数と対数関数」も出題が非常に多くなっています。
次いで「二次関数」、「図形と方程式」、「微分法」、「積分法」、「行列」からの出題が目立ちます。「平面図形」や「統計とコンピュータ」、「数値計算とコンピュータ」、「確率分布」、「統計処理」からは近年、出題されていません。
このような傾向から、日統一の理系数学でより得点するためのポイントを3つ紹介します。
①ミスの原因を知る
日統一の理系数学はマーク式です。
つまり、式を立てることや、計算過程が合っていても、答えが間違えていたら、それは0点になってしまいます。
なので、ケアレスミスはなくし、解ける問題は正確に解く必要があります。ケアレスミスをなくすには、ミスの原因をきちんと把握しなくてはいけません。原因を把握できれば対策を立てられるからです。ミスの原因を把握するために、ケアレスミスをした単元名や問題をノートに書き出すのもよいでしょう。
また、問題数が多いことから計算量も必然的に多くなっているので、より計算の正確さが求められます。なので、ミスの原因を速い段階で知っておきましょう。
②自分の「学力状況」と試験の「傾向」に合わせた戦略的学習
日統一は、日統一専用に準備したことがとても得点に結びつきやすい試験なので、戦略的な学習を行いましょう。
戦略的な学習とは、自分の学力状況や試験の傾向をよく分析し、より効率的に勉強をする、ということです。
例を2つお話します。
1つ目は「出題頻度の高い単元を優先的に学習すること」です。
冒頭で傾向について具体的にお話ししたように、理系数学は頻出単元がはっきりしています。なので、優先順位をつけて勉強することは得点に効率よくつながります。
2つ目は「過剰に難しい問題に取り組まない」ことです。日統一の理系数学は標準レベルの問題が中心です。難しい問題が試験で出題されなくては、たとえ難しい問題を解く力があったとしても得点に結びつきません。なので、難しい問題を解けるようにするよりも、標準レベルの問題を幅広く解けるように学習しましょう。
まとめると、
出題頻度の高い単元から順に学習する
難しい問題には取り組まない
となります。
学校はいろいろなタイプの生徒がいるので、平均的な学習のみとなってしまいます。
なので、自分の学力状況と試験傾向に合わせた戦略的な学習を自主的に進めましょう。
③苦手克服法
日統一の試験は苦手の克服が重要になります。得意科目で差をつけることができないためです。なぜ得意科目で差をつけられないかというと、難問が出題されにくい傾向があるためです。試験はどの問題も標準レベルなので、苦手科目があるとそこで差がついてしまいます。
なので、難度の高い問題集に挑戦し、難問を解けるようになることよりも、苦手単元をなくす学習を優先して行うことが有効なのです。
苦手克服のために、まずは苦手の原因をはっきりさせましょう。方法としては出題範囲の広い問題に取り組むことです。模試など一度に日統一の出題範囲が網羅されているものを選んでください。
模試は出題範囲が広いために解法の丸暗記で解くのは難しく、理解したことが定着していないと得点できません。つまり、模試で間違えた問題は理解したことが定着していない可能性が高いのです。
特に河合塾の全統模試や代ゼミの模試は標準レベルのものが多いので、間違えた問題は苦手単元である可能性が高いです。苦手の原因がはっきりしたら苦手の克服です。ここでは数学が苦手になってしまう2つの原因とその対策を紹介します。
(1)どこが分からないか分からない
こういった場合は「もっとも基礎的な単元まで教科書をさかのぼって勉強すること」です。数学は積み重ねの学問と言えます。原理や定義をしっかり把握していないと、ひねった問題に対応できなくなる可能性があります。単元をさかのぼるのは勇気が必要なことですが、問題点の根本を改めるので、むしろ効率的です。
例えば、数学Ⅲの「微分法」、「積分法」は頻出ですが、数学Ⅱの「微分・積分の考え」からの出題は非常に少ない傾向があります。しかし、より基礎となる「微分・積分の考え」まで見直しをする、といったことです。
(2)公式がなかなか覚えられない
こういった場合は基本的な定理が導かれる(導出)流れなど、「過程を確認すること」です。
例えば、三角関数の単元は加法定理など覚えることが多く、それぞれが似ているため混乱しやすいです。ここで、定理を暗記することに加え、定理を導く(導出)過程も確認しておきます。導出過程を理解していれば、本番で定理を忘れても、その場で対応できます。ほかの定理についても同様です。加えて、記憶に頼っているものではないので、混乱することも防げます。導出には多少時間はかかってしまいますが、試験時間から各定理を導出する時間はあるので、導出できるようにしておきましょう。
このようにして、苦手単元をなくせば、確実に得点がかせげます。
まとめ
基本問題が中心ですが、
「それなりの得点でいい」
と油断してはいけません。
理系数学は解答形式や大問数、頻出単元など、理系数学は傾向がはっきりしているので、
「対策をとった人と、そうでない人で大きな差が出る」
科目です。
一般的な学習を続けても効果はあまり見込めません。
日統一専用の対策をとっていないと、思わぬ結果になってしまう可能性もあります。
なお、日統一は学部ごとに出願基準点があり、その基準点を上回らないと、希望学部に出願できません。わずかな差で希望学部に進学できるか、できないかが決まる重要な試験なのです。
理系数学はもともと理系科目を得意とする人が集まっているので、高得点が必要な、ハイレベルの争いになってきます。
高得点をとるには、
- 「ケアレスミスをなくす」
- 「戦略的な学習をする」
- 「苦手単元をなくす」
ことです。
基本問題中心だからといって、甘く見ず、早めの対策を行ってください。
1人で学習することが難しいようであれば、専門家にお願いするのもよいでしょう。
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