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世界史-日大統一テスト 傾向と対策-

日大統一テスト 世界史の対策ページです。

試験データ

配点/時間

100点/--

大問数

大問数4~5題です。

難易度

標準

傾向

出題形式

正誤判断、年代整列、図表問題

問題例

サン=ピエトロ大聖堂の建築費を捻出するために、贖宥状を発行して宗教革命のきっかけを作った教皇を、次の1~4から選べ。

   1、インノケンティウス4世
   2、ボニファティウス8世
   3、レオ3世
   4、レオ10世

【平成20年度 大問2Cから抜粋】

対策

世界史の問題は、教科書レベルの標準的な問題が中心です。具体的な出来事の名前や人名、地名を答える問題がほとんどです。また、難問の出題もほとんどみられません。ですので、早いうちから対策を進めておけば、高得点をねらうことができます。しかし、高得点がねらえるということは、上位で差がつきにくくなってしまうということです。この場合、小さなミスの減点が結果を左右してしまいますので、しっかりとした対策が必要です。ここでは、中国史・東洋史・西洋史と順を追って、高得点が狙える対策を説明していきます。

中国史

中国史は例年必出です。ひとつの大問として出題されます。これまでに、魏晋南北朝時代に関する問題や五代十国時代に関する問題が出題されています。
中国史は範囲が広く、時代によって小国が複雑に変化します。そのため、対策が難しい分野のひとつです。ここで苦労してしまう生徒さんは、実はとても多いのです。しかし、有効な対策がないわけではありません。
では、どのように対策を進めれば良いのでしょうか。

中国史対策のポイントは2つあります。

ポイント①:「戦い」に注目する

中国史の流れをつかむには、小国の変化について整理することが大切です。しかし、「整理する」といっても、どのようにまとめたら良いかわかりませんよね。
小国の変化についてまとめるには、変化する「きっかけ」にポイントを絞ります。
では、小国が変化する「きっかけ」とはなんでしょう?

ずばり、「戦い」です。

つまり、中国史の流れをつかむには、「戦い」に着目すれば良いのです。

  • ・戦いの名前
  • ・戦地
  • ・背景(いつ?どこで?誰が?どうして?)

についておさえておきましょう。場所については、実際に地図を見て確認しておいてください。

ポイント②:政治制度や土地制度に注目

実際の問題では、制度の具体的な名称や内容について問う問題が出題されています。 ですから、国や時代それぞれの土地制度や政治制度についての知識もつけておかなければなりません。ポイント1で小国についてまとめたら、それとあわせて、政治制度や土地制度についても整理しましょう。
政治制度や土地制度について学習する時は、時代をしっかりとおさえてください。

中国史は、複雑な分野であるため、丁寧に学習を進めていかなければ全体像を理解することができません。範囲は広いですが、ポイントをおさえて、未学習の部分を残さないようにしてください。

東洋史

東洋史の問題は、中国史以外からも出題されます。これまでには、朝鮮史や東南アジア史などが出題されており、出題される問題の時代も、古代~近代と幅広くなっています。

中国史以外の東洋史は、教科書を中心に学習を進めてください。教科書学習のポイントは、教科書の本文や太字だけでなく、注釈にも目を通しておくことです。また、教科書学習と同時に、用語集を1冊用意して知識を補充しておくことをおすすめします。

西洋史

西洋史の問題の傾向は、主に2つに分けられます。
その2つとは、

  • ① 一国史   :一つの国をとりあげて出題される問題
  • ② テーマ史:あるテーマについて、
                       幅広い時代や複数の国をまたいで出題される問題

です。
これまでに、一国史問題では、『中世イギリス』や『ロシア近代史』についての問題、テーマ史では、『16~18世紀のドイツ・西欧諸国』や『ルネサンス期のヨーロッパ』などの問題が出題されています。
西洋史の場合は、このように傾向がわかっているので、あとは、傾向に合わせた対策をしていけば良いのです。

① 一国史の対策

● 流れをつかむ
一国史の場合、出題される国についての深い理解が求められます。
ですので、国ごとに歴史の流れをしっかりとつかんでください。

●『○○2世』に注意
西洋史には、『○○2世』など、名前の後に「」がつく名前の人物が多くいます。
どの時代の、何世さんが、何をしたか」正確に覚えていますか?
穴埋め問題では、この部分が問われるので、しっかりと暗記しておきましょう。

② テーマ史の対策

テーマ史で最も重要なことは、

同時代の各国の動きをおさえること

です。
なぜなら、テーマ史の問題では、世界史の中でも幅広い知識が求められるからです。歴史の縦の流れだけでなく、横の繋がりを中心とした学習を進めなければなりません。
一定の時代の中で、「どの国がどう動いたか」、「どことどこが戦ったのか」など、整理しておきましょう。
また、歴史事項については、その事柄に関係する国や背景についてもおさえておかなくてはいけません。教科書や図説以外に、市販の用語集(山川出版社の『世界史B用語集』など)を使って、知識を補充しておきましょう。

世界史では、西洋史・東洋史共に、地図や史料についても学習しておいてください。
地図や史料を学習する時は、

  • ・首都・戦地は正確に覚える
  • ・地図や史料に関係する事柄、人物、事件背景なども理解しておく
  • ・絵画や文学などの史料は、作品と作者が完全に一致するように覚える

以上のポイントをおさえて学習します。
教科書に載っているものはもちろん、図説や参考書なども活用して学習してください。

また、日統一の世界史の問題には、正誤問題も出題されます。正誤問題は、一つの大問に対し2~3問程度と分量はあまり多くありません。ですが、ここで取りこぼしてしまうと、目標点数に届かなくなってしまいます。正誤問題は苦手とする人が多い問題ですが、コツをつかめばスラスラと解くことができる問題です。
正誤問題を解く時のコツとは、全ての選択肢を理由づけて判断することです。基本事項の知識をもとに、解答を導き出します。例題をあげて説明しましょう。

【陳朝に関する説明として正しいものを、次の1~4の中から選べ。】

  • 1、この王朝では両班が大きな勢力をもった。
  • 2、この王朝では元の侵略を受けて、その支配下に入った。
  • 3、この王朝では字喃(チュノム)という文字が作られた。
  • 4、この王朝は、中国で占城とよばれた。

(日統一 平成21年度大問3から抜粋)

この問題の場合、

  • 1、両班とは高麗(朝鮮)の特権身分の官僚のことをいう。陳朝には関係ない。
  • 2、元のフビライは日本(元寇)とヴェトナム(陳朝)の遠征に失敗しているので、支配下には入っていない。
  • 3、チュノムは、漢字をもとにつくられたヴェトナムの文字である。
  • 4、9~15世紀に栄えた「チャンパー」の中国での呼び名が占城である。

と説明することができます。

ですので、解答は、3と判断できます。
陳朝とは13世紀のヴェトナムの都のことです。しかし、仮に、その知識がなかったとしても、選択肢を一つ一つ理由づけしていけば解くことができるのです。
このように、選択肢は基本事項に基づいて判断し、正解を導き出します。分からない用語がでてきても、サイコロを転がして解くようなことはしてはいけません。演習を繰り返し、解き方に慣れておきましょう。

世界史は、暗記教科として日本史の対策と同じように思われがちです。しかし、世界史と日本史では、対策は大きく異なります。
どういうことかと言うと、日本史は縦の流れを、世界史は、歴史の縦の流れと同時に横の繋がりを理解しなくてはならないということです。
そのため、やみくもに暗記するのでは対応できません。ポイントをおさえた学習を進めてください。ポイントをおさえた学習をしなければ、目標点数をとることは難しいと言えます。

世界史には、世界史の勉強法があります。

また、対策は、試験の種類や傾向によっても違ってきます。
日統一の世界史の出題傾向のポイントをまとめると、

  • ・穴埋め問題で、人名・地名・歴史事項名を問う問題が多い
  • ・西洋史は「一国史」と「テーマ史」がある
  • ・地図や図を使った問題が出題される
  • ・正誤問題は基本事項をおさえれば解ける

です。
これらのポイントをふまえて、点数がとれる学習をしましょう。

世界史は、点数を稼ぐことができる科目です。

目標とする学部へ進学できるように、傾向に合った最善の対策を進めていきましょう。

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